明日、5月1日は世界的にメーデーですね。

女性とメーデーについて調べてみた。

こんな時にはネットは便利なもので、図書館に行かなくても調べることができる。

「女性史研究」という雑誌に辿り着いた。

その雑誌に近藤真柄さんの「貞代さん」という一文が掲載されている。

近藤真柄さんは、社会主義者として有名な堺利彦の娘で、1921年に結成された女性の社会主義団体「赤瀾会」(せきらんかい)の中心メンバーである。

それによると、1921年の第2回メーデーに10数名で参加し、デモ行進も行ったことが記述されている。
「赤瀾会」のメンバーは、解散地付近で混乱が起き、官憲によって全員拘束される羽目になり、新聞でも大々的に報じられたようである。

大々的に報じられたことによるものなのかどうかは分からないが、メーデーの回を追う毎にメーデーへの女性の参加も増えていったとのことである。