朝ドラ「ひよっこ」(有村架純主演)にはまる。高度成長期の茨城のある農家の話。

バスに車掌が居た時代の話でもある。

ドラマでは、東京の出稼ぎ先から行方知れずの父のことを妹が知り、父の元へ行こうとする。

バス停で保護され、車掌に負ぶわれ帰宅。

事情を話す車掌は、車掌なんていなぐでもと言いつつ、いねえとダメだな、大事な仕事。

この村と町―外の世界とのつなぎ役だかんな。

いろんな人を乗っけたよ。悲しい気持ちで村出て行く人、嬉しそうに帰って来る人も。

俺はずっとバスの中だけどな、どこにも行かねえでずっと村の人の出入りをみてきた。

それが俺の仕事だ

仕事を通して人との絆・誇りを感じた時代。でも合理化の名目でそれらは奪われてきた。

人との絆・仕事の誇りを取り戻すのも労働運動の役割だと思った(稲)