私は独り者だが、先日知人の子を預かる機会があった。

子供は一緒にいると幼く可愛げがあるものだが、ふとした仕草というか、傍にいる虫を平気で殺めたりする。

無邪気というか何といって良いものなのかという気持ちになった。

挙句にはテレビのニュース映像に出た戦闘機やオスプレイまで「カッコいい」と言い出す始末。

「コラッ」と怒りたくもなったりしたが、よくよく考えてみると自分も平和活動等に触れるまでは同じようなものだったと思う。

この子たちの「無邪気」という素直な気持ちを生かしながら、今後どのような未来をこの子たちに残してゆけるのだろうかと、ふとした日常の中で感じる瞬間がそこにあった。

「生活」を守る労働運動は何気ない時間にも繋がる「24時間行動なのだな」と感じることができた。(島)