jichiroren-okipro.jpg自治労連結成20周年記念事業の目玉として「おきなわプロジェクト」が6月12日から14日までの三日間沖縄で開催され、全国から1250人の青年労働者が集い、交流と連帯を深めました。

6月12日、断続的な豪雨が降りしきる悪天候のなか、全国の青年組合員1,250名が続々と恩納村のホテルに集まり、おきプロは開幕しました。

全国規模の1000名を超える青年のつどいは15年ぶり、今回で2回目の開催です。

自治労連運動を担う次世代育成を目的に平和、基地、環境、歴史、行政等八つのテーマ別・コース別分科会を青年実行委員会が議論を重ね企画し、各県での事前学習、「おきプロニュース」の発行など、青年組合員の知恵と創意を発揮して取り組まれました。

オープニングイベントでは各県の参加者が地域の踊りやマスコット着ぐるみなどでパフォーマンス交流、地元沖縄は三線とギター演奏と振り付けつきでキロロの「紅芋娘」を総勢20名で熱演し、会場の大きな拍手喝采を浴びました。

最後は全員でカチャーシーを踊り、青年パワーと笑顔は最高に盛り上がりました。

2日目はバスで嘉数高台、平和記念資料館、ガマ等の平和コース、辺野古→普天間基地や泡瀬干潟とムダな公共事業を現地視察、基地脱却をめざす宜野湾市・読谷村・北谷町の自治体の跡地利用、平和行政を学ぶ行政コース等に分かれて沖縄の過去・現在に思いをめぐらしました。

ファイナルイベントは宜野湾市のコンベンション劇場棟で開催され、伊波洋一宜野湾市長あいさつと青年の対談、分科会報告、新良幸人さんのライブで締めくくりました。

参加した青年組合員から「戦争の悲惨さや平和の大切さを感じることができた」「貴重な干潟の破壊を許さないためにもっと地元のみんなに伝えて埋め立てを中止させたい」「基地の実態や住民の話を聞いて『基地のない平和な沖縄』の心を共有できた」等の感想が寄せられています。

沖縄からは青年8名を含め、沖縄職安相談員労組と自治体一般労組から30名を超える組合員が参加し、全国の仲間と交流を深めました。