沖縄県議会選挙が6月1日告示、?10?日投票で行われます。

この県議選挙にあたり、中村司県労連議長はアピールを出して、すべての組合員が労働者、県民の要求実現の立場から県議選挙に積極的に取り組むよう呼びかけています。

 


 労働者の要求めざし すべての組合員が県議選挙に取り組もう

県労連に結集するすべての組合員のみなさん。

県議会選挙が目前に迫ってきました。

県政のあり様が県民生活に深く影響し、労働者の要求実現にも大きな影響を及ぼしているもとで、すべての組合員が県議選挙に積極的に取り組むよう呼びかけます。

沖縄県労連は、組合員の思想・信条の自由、政党支持の自由を堅持し、いずれかの政党・候補者を推薦・支持するものではありません。

同時に、私たちに保障されている政治活動の自由という権利を行使することが重要です。

4年前の県議選挙で与野党の勢力が逆転し、「辺野古移設反対」の全会派一致による県議会決議に結びつきました。

そのことが大きな力となり、仲井眞県政も辺野古容認から「県外」を口にせざるを得なくなりました。

このように、県議会における勢力の変化は要求実現との関わりにおいて密接な関連をもっています。

県政にかかわる私たちの要求は、

①労働委員会労働者委員の公正な任命

②辺野古と高江への米軍基地建設反対

③県の非常勤職員の待遇改善と正職員の増員

④公契約条例の制定

⑤公的就労事業を含む雇用対策の充実

⑥誘致企業に対する正規雇用の義務づけ

など多岐にわたります。

要求を実現するには私たちの主体的な運動を抜きにはできませんが、私たちの要求を支持する勢力が議会で議席を前進させることは、要求を実現する上で重要です。

①要求を基準に各政党・候補者の政策とこれまでの行動をチェックし、主権者としての1票を行使しましょう。

②演説会への参加など可能な取り組みをすすめましょう。

③自らが支持する政党・候補者の勝利をめざし後援会活動などに参加しましょう。