0318syukai3月18日、牧志公園で開催した「安倍政権の暴走許すな!! 要求実現めざす県民集会」には、150人の仲間が参加し、集会終了後には県民広場までの国際通りをデモ行進して、道ゆく市民にアピールしました。
県民集会で採択したアピール文をアピールするために、遅ればせですが掲載します。


 今こそ憲法を生かし「命とくらし、営業、雇用守れ」の大運動を

 安倍政権は暴走に暴走を重ねています。労働者の賃金低下と社会保障切り下げ、アベノミクスによる物価上昇で、国民の生活が危機的な状況となっているなかで、4月から消費税の大増税を強行しようとしています。これでは「とても生活できない」「営業が続けられない」との声が満ち溢れています。国民を苦しめ、福祉のためではなく大企業減税の財源となっている消費税の大増税は直ちに中止すべきです。
国民生活切り捨て、大企業奉仕の政治のもとで、生活保護と年金の切り下げ、医療や教育、労働法制の改悪など、国民の命とくらし、雇用、中小商工業者の営業はいっそう苦しめられ、格差と貧困が広がっています。安倍政権が合意を急いでいるTPPは、国の経済を破壊し、アメリカなどの多国籍企業に国民の命までも差し出すもので、絶対に認めることはできません。東日本大震災から3年が経過した現在も復興は遅々として進まず、原発の放射能汚染は収束のメドさえ付きません。原発再稼働や海外輸出はやめるべきです。
安倍政権は、国民の強い反対の声を無視して国家安全保障会議の設置、特定秘密保護法の成立を強行しました。そして今、集団的自衛権の行使、武器輸出三原則の見直し等で実質的な憲法改悪を企て、沖縄に対しては県民の総意を踏みにじり、強権を振りかざして辺野古への巨大な米軍基地を押し付けようとしています。高江ではオスプレイのための着陸帯工事を強行しています。
私達は、歴代政権のもとで拡大する格差と貧困の解消のために活動してきました。安心して受給できる生活保護や就学援助制度、必要な医療が受けられる制度の確立、無料・低額診療の実施、子どもの医療費無料化、重税に反対し税制の民主化、最低賃金の大幅引き上げでワーキングプアの解消など、その範囲は多岐に渡ります。また、基地をなくし平和な沖縄をつくる活動にも取り組んできました。
  集会参加のみなさん 県民のみなさん
安倍政権のもとで、憲法の形骸化が進められようとしています。それを食い止め、憲法が暮らしに生きる社会を実現するために、私達は本日、切実な要求を持ち寄り「消費税大増税中止 TPP撤退 辺野古埋め立て承認取り消せ 安倍政権の暴走許すな!! 要求実現をめざす県民集会」を開催しました。黙っていては生活も権利も、平和も守ることはできません。職場で、地域で、要求実現を迫る運動を大きく広げていきましょう。
2014年3月18日

安倍政権の暴走許すな!! 要求実現をめざす県民集会