憲法講演会

伊藤真先生の講演

沖縄県憲法改悪反対共同センターは12月10日、那覇市の八汐荘で「学ぼう!改憲の危険な狙いと日本国憲法 いま、私たちにできること」と銘打って、伊藤真伊藤塾塾長と赤嶺政賢衆議院議員を講師に迎えて憲法講演会を開催しました。

仲山忠克共同代表は「戦火を潜り抜けた国民にとって憲法は生きる希望だった。昨年の戦争法で最大の危機を迎えている。憲法を守るためにしっかり学び、運動することが大事」と主催者を代表して挨拶しました。

伊藤真氏は「憲法のピンチをチャンスに変えることが深部の力。そのためには私たちが憲法を学び実践することが大事」と強調しました。

また、「どんなに素晴らしい憲法でもその国の国民のレベル以上にはなり得ない」との言葉を紹介し、憲法に命を吹き込むのは国民の意思、力だと述べ、自民党の改憲草案の危険な内容を説明。9条を持つ日本国憲法は世界の最先端、沖縄のたたかいも最先端のたたかい、最先端は風当たりは強いがやり続けることが大事と力説しました。

赤嶺政賢衆議院議員は、「昨日衆院憲法調査会があり、バトルをしてきたばかり」と前置きし、憲法審査会を中心に国会での動きを報告しました。

講演会には106人が参加し、「憲法の基本原則を守ることの大切さを改めて感じた、とても素晴らしいお話でした」、「憲法審査会の最新の動きは生々しく勉強になった」などの感想が寄せられました。