2015年テント村沖縄県労連が事務局を担う反貧困沖縄ネットは、12月23日に那覇市の与儀公園で、7回目となる「自立支援テント村」を開村しました。

12時からの案内でしたが、時間前から相談者が並び、最終的には35人の皆さんが相談におとずれて下さいました。

食事は、スタッフ分も含めて準備した200食の豚汁をすべて提供することができました。

健康を壊してホームレスに

寄せられた相談のなかでも、直ちに生活の立て直しが必要と認められた4人については、那覇市と豊見城市で生活保護の手続を行うこととなり、翌24日にはテント村スタッフが同行して両市に赴いて生活保護申請の支援を行いました。

これらの中には、ホームレスの方もおり「体を壊して仕事をやめざるを得なくなって、収入が途絶えた。アパートの家賃も払えなくなり、今は商店街のアーケード下で野宿している」と話していました。

社会の底辺で生きざるを得ない国民に自助を説き、米軍と米軍需産業のためには湯水の如く税金を投入する政治は、やはり変えることが必要だと実感します。