8月18日付の労災隠しの記事に関連する相談が、2か月ほどかかりましたが、解決することができました。

解決の内容は、

労災保険の適用申請は元請企業の責任で行う。

元請企業は、賃金の2割に相当する金額を、解決金として毎月末までの支払う。

雇用主である二次下請は、労働契約が継続していることを確認する。

等々。

元請企業が、割合誠実と言える対応していただいて、法定外補償も獲得し、相談者は「病院で支払を待ってもらうのは心苦しかったが、これで安心して療養に専念できる。」と語っていました。


労災保険は、基本的には労働者であれば、誰にでも適用される保険です。

労災事故に遭っていながら、会社が労災保険の手続きをやってくれない、と感じている方は、ぜひ、沖縄県労連までご連絡ください。

ただし、会社が手続きするのは、被害者に代わって手続きをすることであって、本来、申請する者は、労働者自身です。

ろうさいろう