内容証明郵便は、内容的には基本的に何を書いても良い(相手を誹謗・中傷したり、侮辱するような内容などは論外として)のですが、書式には一定の決まりがあります。

書式は厳格に守らなければなりませんので、いくつかの点で気をつけることがあります。

用紙は、B4、B5、A4など、どれを使用しても構いませんが、現在は、役所や企業で作成する文書は、ほとんどA4版となっていますので、A4用紙を使用するのが無難です。

一枚の用紙に記載できる字数は決まっています。
A4用紙に横書きが一般的な文書の体裁ですので、内容証明郵便を、A4用紙に横書きとする場合は、26行以内1行に20字以内で記載します。

書面には、差出人である自分と、送付先である相手の住所、氏名を記載することが必要です。また、書面に記載した住所と封筒に記載する差出人住所は一致する必要があります。

なお、http://enaiyo.post.japanpost.jp/mpt/ にアクセスすると、ネットから内容証明郵便を差し出すことも可能です。

私は、利用したことはありませんが、利用した方の話によると、文字数や行数などは厳格な定めはないとのことですので、手軽に差し出すには良い方法かも知れません。