11月の県知事選挙に向けて協議を重ねてきた社民党県連、共産党県委員会、社大党、生活の党県連、県民ネット(県議会の野党会派)は、基本姿勢について合意し、去る4月6日に発表しました。
普天間基地の辺野古移設に向けて、12月27日の仲井真知事による埋め立て承認に関しては「新しい知事は埋め立て承認を撤回します。」との文言を前文に盛り込んでいます。
「海にも陸にも基地は造らせない」と頑張る稲嶺進名護市長とともに、県民の先頭に立って奮闘する知事を誕生させることが重要になっています。


沖縄県知事選挙に臨む基本姿勢および組織協定

 私達は、2011年11月の知事選挙にあたり、県民との公約を遵守し民意を大切にする知事を誕生させます。
建白書等に示されたオール沖縄の意志に反し、県選出自民党国会議員と自党県連が政府自民党の圧力に屈し、方針転換をして県民を裏切りました。さらに、知事の辺野古埋め立て承認は県民の失望と大きな怒りを招いています。新しい知事は埋め立て承認を撤回します。
基地に頼らない産業、経済に力を入れ、沖縄の優位性を生かした経済を発展させます。離島振興、鉄軌道導入に取り組み地域振興を図ります。
沖縄の誇りを取り戻し、明るく、夢と希堂の持てる沖縄を実現しよう。

1.基本姿勢
・米軍普天間基地を閉鎖・撤去し、県内移設断念を求めます。
オスプレイ配備を撤回させ、新たな基地は造らせません。
・沖縄の特性をいかし、観光産業、地場産業、農業・漁業及び中小企業の振興をはかります。くらしと経済を壊すTPP参加と消費税増税に反対します。
・社会保障制度の拡充を因り、くらし.福祉の充実を目指します。雇用の安定・安心に向けて、失業率の改善と若者の雇用創出を図り、賃金格差是及び非正規雇用の改善を図ります。
び。
県立病院を存続させ、地域医療を充実させます。
、教育。
世界自然遺産登録を目指し、自然環境の保全、回復に力を入れます。

2.組織協定
(     )氏は、県政運営にあたって基本姿勢を遵守します。
県政運営上、政策上重要な問題が生じた場合は、(     )氏と各党は速やかに協議します。