3月の雇用契約書

普天間市民駐車場(以下、駐車場)で働く労働者は、半年の有期雇用を反復更新して働いてきました。

駐車場における雇い止め問題は、4月から11月までの7か月(雇用契約書では6か月と記載)に関する雇用契約を締結するための3月下旬に浮上してきました。

11月1日から雇い止めされるAさんは、勤務時間中に現れた観光協会の会長、副会長、事務局長らから「4月から24時間営業になるので」と雇用契約書の文面を読み上げられ、この場でサインしてほしいと迫られたため、サインしてしまいました。

この時、Aさんは駐車場に入出庫するお客さんの対応もしなければならず、落ち着いて雇用契約書に目を通すゆとりなどはなかったのです。

しかし、この雇用契約書には、こっそりと目立たない所に「令和4年10月31日以降の契約の更新はないものとする。」との文言が記されていたのです。

観光協会の会長、副会長、事務局長らは、8月15日に開催されたうまんちゅユニオンとの団体交渉で「読み上げて説明した」と主張していますが、雇い止めについては聞いていない労働者はAさんだけではありません。

この雇用契約書にサインしていない労働者もいます。

<次に続く>やり方を変えて今回は雇用契約書を郵送(前後記事は、最下部のリンクから辿れます)