沖縄県労連は、労働者の生活と権利を守ってがんばる、まともな労働組合運動の発展をめざして、1990年9月15日に結成され、組合員は約5000人です。
沖縄県労連は、組合員の生活と権利を守る活動に取組むとともに、すべての働く仲間が「人間らしく生き、働く」ことができる職場と地域、社会の実現をめざして、さまざまな活動を行っています。
労働相談活動も、沖縄県労連の活動の一環として、日常的に実施しています。
沖縄県労連は、実現すべき目標を行動綱領として定めています。行動綱領に賛同し、沖縄県労連規約を認める労働組合は、いつでも県労連に加盟を申請することができます。
沖縄県労連の行動綱領
1、私たちは、労働者の生活と権利を守り、経済的、政治的、文化的諸要求の実現を図り、その社会的地位の向上をめざしてたたかいます。
2、私たちは、沖縄における労働組合運動の積極的伝統を継承発展させ、労働者・労働組合のたたかうエネルギ-を総結集して運動の発展と要求の実現を図ります。
3、私たちは、組合員の思想・信条の自由を守り、「資本からの独立」「政党からの独立」「一致する要求にもとづく行動の統一」の三原則を貫き、あらゆる労働組合との共同行動を推進して労働戦線の統一をめざします。
4、私たちは、労働基本権の確立をめざして奮闘するとともに、未組織労働者の組織化と、組織の強化・拡大を図ります。
5、私たちは、県民諸階層と協力・共同し、県民の生活と権利の向上をはじめ、諸要求実現のために奮闘し、民主的地方自治の確立を図ります。
6、私たちは、憲法改悪、軍国主義復活、一切の反動政治に反対し、日米安保条約廃棄、基地撤去、核兵器廃絶をはじめ、平和と民主主義、自由を守る諸課題の実現のため、統一戦線強化につとめ、政治革新をめざして奮闘します。
7、私たちは、相互の自主性、主体性を尊重し、全国、全世界の労働者との連帯を強化します。
1990年9月15日
沖縄県労働組合総連合結成大会