沖縄県労連は、9月17日、豊見城市の社会福祉センターで第27回定期大会を開催した。

大会スローガンに「基地のない平和で豊かな沖縄をめざして 「四つの挑戦」で組織と運動の前進を」を掲げて開催された大会では、「四つの挑戦」(①楽しい労働組合活動への挑戦、②みんなが担う労働組合づくりへの挑戦、③組合員拡大をすべての活動と結びつける挑戦、④一人ひとりを大事にする組合活動への挑戦)を基調とする2016年度活動方針を決定した。

討論では述べ17人が発言し、「昨日の判決には涙が出た。子や孫のためにも基地には反対し続けたい」、「労働組合にはあまり良い感じをもっていなかった。仕事はきつい職場で辞めようと考えていた時に、組合の方が声をかけてくれた。組合に加入して学習し、仲間と話をしていくなかで、組合加入8か月目、今では執行委員長をしている」などの発言がなされた。

最後に「高裁判決は断じて容認できない」、「戦争と平和を守り、職場の労働条件や社会保障を向上させていくために、「四つの挑戦」を掲げて組織と運動の前進を実現しよう」との大会宣言を採択して終了した。