労働審判を申し立て、来週に第1回の審判期日を迎える組合員から電話が入りました。
タイムカードを押したこともないのに、答弁書では私が自ら押したとなっている。
あれだけ酷いパワハラを受けたのに、パワハラはしていないとも書いてある。
と、ショックを受けた様子でもあり、心配そうでもありました。
争いになると、会社は真実を認めてしまうと負けることは決まってしまうので、あったこともなかったこと、なかったこともあったことと、嘘をついたりごましたりとの対応をしてくるものです。
審判のなかで、会社の嘘を“ウソである”と審判員に認識してもらうことが、労働者のたたかいの中心とならざるを得ません。
そんな話をしていくと、「ホントにそうですよね。真実は一つですよね。少し安心しました」と言って電話は終わったのだけれど、毎度のことながら、嘘を並べる会社の姿勢には怒りを覚えてしまう。
こんな法治国家の住人として失格な連中に負けるわけにはいきません。