チュニジア、エジプトの政変は、facebook(フェイスブック)革命などという言葉が飛び交っていました。

政変や革命は、人民が主体であるのは当然ですが、情報の発信・伝播にフェイスブックが大きな役割を果たしました。

また、3月11日の東日本大震災の後は、「震災に強いツイッター」が見直され、twitter(ツイッター)での情報発信を試みる自治体や団体などの記事が新聞等に紹介されています。

労働組合においても、ツイッターやフェイスブックを積極的に活用して情報の発信力を強化し、労働組合と組合員の情報伝達を円滑にすすめるツールとして活用することを追求することが重要になっていると考えます。

もちろん、労働組合と組合員との関係、人と人との関係は、直接顔を付き合わせての対話が最も大切ですので、メールも含めてネットだけに頼ることはよくありません。

そのことを抑えた上で、ツイッターやフェイスブックの利点を活用することにしましょう。

ツイッターやフェイスブックは、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と呼ばれます。インターネットを介したコミュニケーションのためのツールと理解しましょう。

今年の2月時点でツイッターの利用者は全世界で1億7500万人、フェイスブックにいたっては6億3000万人と言われており、その後も増え続けていることは間違いありません。

沖縄ではフェイスブックの利用者は8万人と推計されており、人口比では全国一とされています。

この「組合員のためのSNS講座」は、アカウントの取得など初歩的・実践的な点を中心にしています。

念の為に一言添えますと、ある閣僚が「ツイッターしていた」との理由で、国会の開会時間に遅刻し、「国会軽視」として大問題になったことがありました。

職場によっては、就業規則でネット接続を規制している場合もありますので、くれぐれも、職務専念義務に触れないようにしましょう。

最初はツイッターの開設からはじめます。