沖縄県医労連は4月16日、沖縄県に対し、新型コロナウイルス感染拡大による医療崩壊を防ぐことを求める要請を行いました。

要請の席上、穴井輝明委員長は、

「医療・介護従事者が少ない。診療報酬・介護報酬が少ないなど制度の脆弱性を訴えてきたが、新型コロナウイルスの感染が拡大する事態となり、問題が噴出している。」

「現場は日常的に疲弊している。厳しい現状にあるが使命感、責任感で現状を支えている」

「医療崩壊を起こさせないことが、県民の命を守ることにつながる」

と訴えました。

要請には、看護師も参加して、

「医療の現場が危機的な状況に陥り、医療崩壊一歩手前のギリギリの状況にある」と訴えました。

対応した県保健医療部の真栄城守医療企画統括官は

「医療現場のみなさんの頑張りには頭が下がる。今後もみなさんの声を対策に反映させ、医療従事者を守るとりくみもあわせてすすめていきたい」と答えました。

同時に発表した医療、介護、福祉現場からの聞き取り調査結果はこちら