今日の新聞1面は、昨日のオナガ雄志氏の政策発表の記事が載っている。
焦点の辺野古への米軍基地建設に対しては「あらゆる手法を駆使して辺野古に新基地は造らせない」とし、高江のヘリパッドへの建設にも反対する姿勢を鮮明にした。

2面には「県、防衛局に33質問、埋め立て変更申請で確認」との記事が載っている。
防衛局の設計概要の変更申請は、稲嶺進名護市長が「市長権限を行使して阻止する」との立場を堅持していることに直面して、変更しようとしているものである。

オナガ雄志氏は、これまでも「知事県権限は大きなものがある。」と指摘している。
新基地建設に反対する具体的な方策として、「撤回」だけの一点張りだけでなく、知事権限の行使を大いに行使していくことは重要だ。そのうえで取り消しも撤回も選択肢として挙げている。

県は質問に対する回答期限を10月31日としているとのことであるが、期限通り回答が出てきたとしても、新しい知事が誕生するまではわずか半月である。
食い逃げ承認と見られるようなことはすべきでなく、変更申請の可否は県民の審判を受けた新しい知事の手に委ねるべきである。