基本政策去る2月9日から11日までの3日間、青春の日々を日本福祉大学2部学生自治会の執行部としてともに過ごした仲間が、沖縄を訪れ、執行委員会の番外編を開催した。

執行委員会のメンバーは13人、そのうち10人+1人(代議員会議長)で、数年おきに集まって再会することにしており、今年は沖縄でとなった。

家庭の事情で参加できなかった仲間が2人、残り一人は卒業後の所在がつかめないままになっている。

沖縄に来たのだからと、普天間基地を嘉数高台公園から、嘉手納基地を嘉手納の道の駅から“視察”し、辺野古では日曜日には埋め立て工事が行われず、抗議船も出動しない日になっていたが、平和丸の船長の好意で船を出していただき、ゆっくりと浅瀬に広がるサンゴの群体や自然を破壊して進められる工事現場をを見ることができた。

この記事は道中記が主題ではないので、話題を変える。

参加したメンバーの一人が自治会選挙の際の「基本政策」と「所信表明」を保管しており、全員分コピーして持ってきてくれた。

懐かしい。所信表明

よく43年間も保管していたものだと感心する。

基本政策は、

立候補宣言が前置き的におかれ

第1章 情勢の特徴と自治会選挙の争点

第2章 豊かで実りある生き生きとした学園生活を

第3章 学術・文化・スポーツ活動の発展をめざして

第4章 一人ひとりが担う自治会の民主的強化発展のために

第5章 機関紙中心の活動を広めよう

第6章 堀木訴訟勝利をめざして

で構成されている。

夜間の自治会だったので、昼間の仕事を終えて大学に急ぎ、講義の前に自治会機関紙「ゆうばえ」(B4版のビラ様のもの)の配布とハンドマイク宣伝、講義が終わると自治会の活動、週1回の執行委員会、学生会館の1階ラウンジ「まるみえ」で学生とのおしゃべりと、ほぼ毎日夜中までの日々だった。

書記長だった私は、ゆうばえ担当者(ローテーションで執行委員が担当していた)が執筆した機関紙原稿のチェック、執行委員会の準備など、時には徹夜になったりと、それなりの苦労はあったと思うが、今思い返せば苦労したという記憶はない。

そんなせわしいなかで、16期の執行委員会は誰一人として日和ることなく、最後まで任期を全うした。

そんな仲間だからこそ、卒業後の進路は様々だが、今に続く絆が育まれてきたのだと思う。

次回は、親の介護でなかなか地元を離れられない仲間のために、名古屋圏で執行委員会の番外編を開催することになった。

今から、楽しみである。

皆さん、健康には気をつけて。