18年度から小学校の学習要項に「道徳」が教科となった。

その理由が「いじめ問題」。

「友達の痛みを感じ取れる人間になれることを身につけ学んでほしい。」などの理由があるらしい。

しかし道徳が教科になることで、教員は新たな免許取得と学習研究が求められる。

これまでも情報処理、ダンス…など、新しい教科は現場の教員たちになんでもかんでも押しつけているように感じる。

志高く教員になるも現場の大変さに、心が付いていかず、休職する教員も多いと聞く。

現場を知らない行政の仕事は、現場の教員と子どもの心を乖離させ、「道徳」本来の方向性を見えなくしているのではなかろうか。

現代のいじめ問題は根深いと思う。SNS社会、対面で話すことが減り心の裏側を見せにくくなっているのではなかろうか。(美)