昨日の12月26日に反貧困沖縄ネットが、那覇市の与儀公園で開設した自立支援テント村に、200名を超える皆さんに、お越しいただきました。
深刻な相談が数多く寄せられている中の事例を紹介します。
・5年前から公園の廃車の中で生活している。貯金で生活してきたが、残金は3万円
・3年前から野宿生活、持病が悪化して2日前に倒れ、救急車で病院に運ばれた。
・公共施設の軒下で寝泊まり。アルミ缶拾いで食いつないでいるが、収入は月に1万円ほど。
自立支援テント村を主催した反貧困沖縄県ネットワークと、生健会は、「テント村」に寄せられた相談を解決し、相談された方々が自立した生活への第一歩を踏み出すために、28日に緊急行動をとることにしています。
なお、自立支援テント村には、100名を超えるボランティアスタッフが駆けつけてご協力をいただきました。
また、テレビでテント村のこと知った市民に方から、「寒い季節なので役立ててほしい」とダウンジャケットなどの古着の提供もありました。
お米や食材、資金の提供など、数多くの皆様方の善意に支えられて、無事に運営することができました。
名桜大学の人間健康学部の稲垣絹代教授をはじめ、教師、学生の皆さんも駆けつけていただき、健康チェックにご協力いただきました。
関わっていただいた、たくさんの方々にお礼申し上げます。
自立支援テント村の模様は下記のマスコミ各社のサイトでご覧になれます。
沖縄タイムス 生活困窮者へ心温まる豚汁 自立支援でテント村
しんぶん赤旗 生活保護相談相次ぐ 那覇 ホームレスなど訪れる
琉球朝日放送 自立支援のテント村設置
NHK 沖縄にもテント村開設される
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