office互換ソフトをインストールしてしまったために、ひどい目にあい、元に戻すために長時間を費やしてしまった件についての記述です。

互換ソフトをインストールする時は、くれぐれも、気をつけましょう。

仕事で使っているパソコンは、windows7 にoffice2007である。

office2007はmicrosoftのサポート終了で、セキュリティが多少気にかかっている。

そんな所に、ある企業から「office互換ソフトをどうですか?」とのお知らせが頻繁に届く。

すぐに購入するわけには行かないので、2か月無料のトライアル版でお試しすることにし、インストールした。

ほとんど本家officeと違わないが、微妙に使い勝手が異なる。

慣れの問題といえばそれまでだが、パソコンソフトは慣れるまでが大変だ。

急ぎの仕事があったので、一旦互換ソフトを終了し、本家officeのwordを起動した。

そうすると、「1907.フォントが登録できません。・・・」とのメッセージが???

キャンセルボタンをクリックすると、起動して使えるようになるのだが、これが毎回となると鬱陶しい。

officeに不具合が生じたのか?

コントロールパネルを開き、office2007の修復を試みるが、非情にも「正常にインストールできませんでした。」

のメッセージが。

こんな症状は、office互換ソフトをインストールしてから発生したので、互換ソフトをアンイストールすることにした。

ところが、アンイストールしても症状は治まらない。

一体どうなっているんだ??

仕方がないので、システムの復元で、互換ソフトのインストール前の復元ポイントに戻すことにした。

それでも症状の改善は見られない。

再度考える。

一体どうなっているんだ??

program falesを開くと互換ソフトがインストールされていたフォルダが削除されず、たくさんのファイルが残っている。

アンインストールしたソフトに、ハードディスクの空き容量を狭められるのも嫌なので、フォルダごと削除しようとするが、どうしても削除されないフォルダがある。そして、そのフォルダの中には、フォントファイルが三つあり、個別に削除を試みるが無駄だった。

systemが使用しているため削除できません。

勝手にそんなことするな!!

コントロールパネルのフォント一覧にも姿は見えず。

「フォントが登録できません」との、先のエラーメッセージからすると、フォント一覧にないのも道理か。

さてどうするか。

systemがフォントを読み込もうとするが、読み込める場所にフォントがないために、読み込めないのだろう

と検討をつける。

そこで、レジストリエディタで、三つのフォント名を検索し、レジストリから削除する。

パソコンを再起動して、再度互換ソフトをインストールしたフォルダの削除を試みる。

今度は難なく削除できた。

そこで、最初にwordを起動してみる。

これはうまくいった。

次なる問題はexcelにあった。

excelを起動すると、ポップアップに stdoe32.tlb の文字だけで、閉じようにも閉じられない。

タスクバーからexcelを終了しようとしても「終了できません」

どうすれば良いんだよ、全く!

だんだんイライラしてきたのが、自分でも分かる。

こうなったら強制再起動しかない。

再起動後に、再びofficeの修復を試みと、c:¥program fales¥comom fales¥microsoft shared¥Source Engineにアクセスできません。アクセス権限があるか、フォルダの存在を・・・

エクスプローラーで確認すると、フォルダが存在しない。

何ということだ。

きっと、互換ソフトをアンインストールした時にこのフォルダも消えてしまったのだろう、と察しがつく。

こうなると残る集団は一つしかない。

本家officeをアンインストールし、再度インストールし直すこと。

この作業を終えてexcelを起動すると難なく起動し、Source Engineも作成されている。

自社のソフトを使わそうという魂胆から、こんな仕様にしているのか?

そうだとしたら、企業倫理にもとる。

これはソフハラ(今だけの造語だが)にも等しい。

急ぎの仕事があったのに、この修復作業に4~5時間、無駄な時間を費やしてしまった。