労働組合の組織率は年々低下し、沖縄県では2009年6月末の調査時点で11.2%にまで落ち込んでいます。

労働組合の力は"数の力"と言われていますので、労働組合の社会的な力が低下していることは否めません。

もう、労働組合の役割は終わったのでしょうか?

私は、そうではないと思います。

法律上、会社・経営者と対等の立場で交渉できる唯一の団体は労働組合です。
その役割が終わるどころか、労働者が物扱いされ、使い捨てにされる、そんな時代だからこそ「労働者の生活と権利を守る」ために、労働組合の役割がますます重要になってきています。

一人でも加入できる個人加入の労働組合が、各地で元気に活動しています。

これらの労働組合は、企業内の正職員だけを対象にした労働組合と違い、すべての労働者に門戸を開いています。

職場には様々な労使間の問題、トラブルが発生します。
それらの問題を解決したい時には、ぜひお住まいの都道府県の都道府県労連をお尋ねください。

■ 全国の都道府県労連の連絡先(全労連の該当ページへのリンクです)

■ フリーダイヤル 0120-378-060 にダイヤルすると、お住まいの都道府県労連につながります。

労働組合を作りたいけれども、何をどうすれば良いのか雲をつかむようでさっぱり検討もつかない、と思っている多くの仲間に、多少なりともその道筋を伝えることができれば、このコーナーの意図するところは、一応の目的を達成したものと考えています。

もっと詳しく学習したい方は、労働組合づくりの基礎知識が参考になります。