南沙諸島への中国進出が取沙汰されています。

100以上ある島や岩礁からなる南沙諸島を中国、台湾、フィリピン、ベトナム、マレーシア、ブルネイの6カ国・地域が領有権を主張、入り乱れて実効支配しています。

現状はベトナム20以上、フィリピン9、中国7以上、マレーシア5以上。このうち13の「島」に限るとフィリピン7、ベトナム4、台湾1、マレーシア1。実効支配で出遅れた中国はゼロ。

現在支配しているのはいずれも岩礁で、そこをコンクリートで補強して広げいるのです。

「フィリピンが米軍基地を完全撤退させたから、中国に南沙諸島を実効支配された。

だから、尖閣諸島を守るため沖縄の海兵隊は抑止力として必要」と南沙諸島全体を中国が実効支配したように描き、中国の脅威を煽る報道が逆に怖い(又)