本日、午後2時から、宜野湾市のラグナ・ガーデンホテルにおいて、県知事選挙に臨む基本姿勢への調印式と、伊波洋一さんの出馬表明記者会見が行われました。
伊波洋一さんは、県知事選挙に出馬を決意した主な理由として、下記の三点を挙げ、「新しい沖縄」を実現するために、選挙戦を勝ち抜きたいと決意を表明しました。
1、辺野古への移設を断念させ、普天間基地の閉鎖・返還を実現する。
2、保守県政化で「失われた12年」に終止符を打ち、自立し発展する新しい沖縄への挑戦。
3、県民のための県政を創る。
写真は、調印式を終えて、ガッチリ握手する伊波洋一予定候補者と三党の代表。(左から、糸数慶子沖縄社会大衆党委員長・参議院議員、伊波洋一沖縄県知事選挙予定候補者・宜野湾市長、新里米吉社民党県連委員長・県会議員、赤嶺政賢共産党県委員長・衆議院議員)
<沖縄県知事選挙に臨む基本姿勢>
1、普天間基地の早期閉鎖・返還、海兵隊撤退、県内移設断念、日米共同発表撤回を政府に求めます。また、返還された基地の跡地利用や基地従業員の雇用問題等に取り組み、日米地位協定の抜本的な改定を求めます。
2、沖縄の特性をいなした産業・経済の振興に力を入れます。縄の特性をいかした産業・経済の振興に力を入れます。観光産業、地場産業、農業・漁業および中小企業の振興をはかり、沖縄経済の足腰を強め、高失業率の改善と若者の雇用創出を図ります。カジノの導入に反対します。
3、乱閉発や米軍演習による自然破壊を止めさせ、かけがえのない自然・環境の保全、回復に力を入れます。世界的に貴重な動植物が生息する琉球諸島の自然を守り、生物多様性の視点から「世界自然遺産」への登録をめざします。
4、憲法9条を守り、県政と県民の暮らしのなかに憲法をいかします。県立病院の独法化など、構造改革路線にもとづく暮らし破壊の行財政改革に反対し、社会保障の拡大充実を図ります。
5、自主性、主体性、思いやりをはぐくむ民主教育をすすめます。歴史教科書検定意見の撤回を求めると同時に、沖縄の歴史・伝統文化を大切にし、学術・文化・スポーツを花ひらかせる県政を実現します。
伊波洋一さんの沖縄県知事選挙への出馬表明(PDF)
イハ洋一さんの主張は、普天間基地はあなたの隣にある。だから一緒になくしたい。を読んでいただければ理解しやすいです。