反貧困・反失業沖縄県ネットワーク(反貧困沖縄ネット)の主催による、シンポジウム「なくせ貧困!! 人間らしい生活を」が、7月7日の午後2時から那覇市のJAおきなわ真和志支店ホールで開催されました。
基調講演を行った加藤彰彦沖縄大学学長は、横浜市の寿町での10年間の体験を振り返り、人が支え合って生きていくことの大切さを指摘しし、貧困とは何かについて、話をすすめました。
貧困とは経済的な貧困として、絶対的な貧困=食事がとれない状態、相対的貧困=ふつうの生活ができない状態があることを述べてうえで、、同時に社会的排除=社会における位置、関係を失うことについて、注意を喚起しました。
また、生活保護に対する攻撃の背景として、生活保護の補足率が15%~20%と低く、生活保護基準に該当しながら600世帯・850万人が受給できていない問題が存在することに言及しました。
貧困シンポジウムの模様は、沖縄オルタナティブメディア様のご協力により、ustream(ユーストリーム)で視聴することができます。
ぜひ、多くの皆さんがご視聴されることを期待します。
第一部 基調講演「現代における貧困とは」
第二部 シンポジウム
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