ある会社で解雇事件が起きました。
解雇撤回を求めて団体交渉を申し入れたところ、会社は次のようなことを言ってきました。
勤務中に私語が多い!!
解雇の理由とされtる程に、どれだけ私語が多いかと尋ねると、「そのようにスタッフから報告があった」といい、例として「猫が死んだ話をしていた」とのこと。
猫が死んだ話をしたことはあるが、それは休憩中の話で勤務中ではない。
スタッフからの報告が仮にあったとしても、本当かどうか調査すべきであってそれもしていない。
また、ラジオ体操を始め会社の諸事項を遵守する意志がみられない!!
では、そのラジオ体操は勤務時間中になされるかと思えば、始業時前に行われ、参加しても賃金は支払われない。
解雇された労働者がラジオ体操に参加していなかったかと言えば、参加しているのだから、意味不明の解雇理由。
その他にも、いくつか解雇理由を述べているが、一事が万事の様相である。
本人は職場への復帰を求めていないので、裁判など行かずに、自主交渉で決着できればと思うのだが、それも相手次第である。