5月30日、沖縄労働局は2013年度(平成25年度)に総合労働相談コーナーに寄せられた相談件数に関して発表した。
それによると、相談件数は9789件(前年同期比1.9%増)で過去最高を記録した。内訳は①法令・制度の問い合わせー4220件(同 15.1%増)、②個別労働紛争ー3020件(同 10.9%減)、③法律違反などに係る相談ー2195件(同 1.7%減)、④上記のいずれにも該当しないものー360件(同 9.1%増)となっている。

このうち、②の湖月労働紛争では、①「解雇」の相談ー702件(前年同期比17.8%減)、②「いじめ・嫌がらせ」の相談ー483件(同 7.3%増)、③「労働条件の引き下げ」ー421件(同 15.8%減)、④その他の労働条件ー417件(同 21.5%減)となっている。
他の項目が減少する中で、「いじめ・嫌がらせ」が増加していることが目につく。
「いじめ・嫌がらせ」は、得てして退職強要と表裏一体となってなされる場合がおおいだけに気になるところである。

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