たまに、「メールを送ったけど読んでくれた？」、「メールの返事を待っているんだけど、ちっとも来ないので電話しました」などと電話を受けることがある。
ゴメン、見過ごしているかも知れないのでちょっと待って・・・
と言いながら、メールをチェックするのだが、目を皿にして発見に努めるも発見できず、「いやあ、来てないですよ。申し訳ないけど、もう一度送ってもらえる」と相成る。
不思議に思っていたが、その真相が本日明らかになった。
メールサーバーの設定で、件名がアルファベットだけのメールは迷惑メールと判断して、ゴミ箱行きにしていたのが原因だった。
サーバーのゴミ箱には、大量の迷惑メールのなかに、Zoom RE: FW: しか記載されていないメールがチラホラ混じっている。
開いてみると、まさしく「届いていない？」のメール。
原因は判明したが、サーバーの設定を変えるわけにもいかない。
件名がアルファベットだけのメールを受け入れてしまえば、大量の迷惑メールに悩まされてしまうことになるからだ。
メールを送信するのに、件名に無頓着の方が結構多い。
一目見て要件が推察されるのが件名だと思うのだが、すべてのメールの件名に「○○です」や、「お世話になっています」などと書かれると、件名で内容を推測するのは不可能となる。
また、件名と全く関係ない内容が書かれていたりもする。
そうなると、件名から判断して「読まなくても良いメール」に選別したのに、読む必要があるメールだった、ということにもなったりする。
もう一つ言えば、携帯やスマホからのメールに名前が書かれていないのも困る。
携帯間なら、メールアドレスを登録してあれば、名前が表示されるのですが、パソコンで受信するとそうもいかない。それでも、それと推測されるアドレスならまだしも、暗号のようなアドレスだと「一体このメールだれから？」と戸惑ってしまう。
内容で送信者を特定できることもあるが、会議の出欠案内の返事で、参加、不参加しか書かれていないと厄介です。
付け加えれば、最初に長々と定形のスローガンやアピール文が書かれているのも往生する。
メーラーのプレビューは２行しかないのに、読まなくても良い文字しか表示されてこない。
毎日、大量にメールが届くので、全部のメールを着信したらすぐに読むことはできない。
すぐに目を通すメール、２～３日以内に読むメール、すぐに読む必要はないが必ず読まなければならないメール、読まなくてもいいメールなど、それらは件名で判断することにしているので、私にとってメールの件名はすごく重要だ。
たかが件名、されど件名
