昨年12万人の小学生が選ぶ子どもの本総選挙で3位になった「りんごかもしれない」

主人公の男の子が学校から帰るとテーブルの上にりんごが一つ。

りんごを見ながら「もしかしたら、これはりんごじゃないかもしれない」と想像を膨らませます。

「中身はぶどうゼリーかもしれない」「反対側はみかんかも」「髪の毛とか帽子が欲しいかも」「らんご」とか「るんご」とか兄弟がいるかも・・

男の子の考える様々な「~かもしれない」は頭の固くなった大人では想像もできない事ばかり

笑えると同時に一つの物事を色々な方向から見たり聞いたり、常識に当てはめず自分の頭で考えることの大事さをわかりやすく伝えていて、大人にこそ読んでほしい本だと思いました。

「面白いかもしれない」と思ったあなたはぜひ本屋さんへ(井)