去る5月23日、名護市の我部祖河公民館で、羽地苑での虐待問題の報告会と羽地苑の正常化を求める会の結成総会が行われ、羽地苑利用者のご家族、地域の皆さんなど、100名を超える超える方々が参加しました。

第一部として、羽地苑での虐待問題に対するこの間の取り組みが報告されました。
現場で働く介護職員や元職員が、羽地苑での虐待問題、パワーハラスメント、セクシャルハラスメントの実態について報告されました。

 元利用者からは、母親が羽地苑を利用していた時に骨折していたが、何が原因で骨折しているのか羽地苑は一切説明をしなかった。母親の付き添いで病院に行ったとき、ばったり苑長と出会ったが、苑長の口から出てきた言葉は、「どうして、こんなところにいるの」というものだった。利用者が骨折するという重大なことを苑長が知らないことに、ますます不信感が募った、との報告もありました。

現在、親が利用しているという方は、親が羽地苑から帰ってくると毎日異常はないかと身体を調べている、との報告もなされました。

第二部として、、羽地苑の正常化を求める会の結成総会が行われ、求める会の会則や役員などを決めました。

求める会では、行政や議会、地域に働き掛け、一日も早く羽地苑から虐待をなくし、利用者が安心して生活できる羽地苑の実現をめざした頑張ることにしています。

(以上、「羽地苑の正常化を求める会」発行の、「羽地苑の虐待問題報告と苑の正常化を求める会結成の報告とお礼」から転載