本日は、沖縄県憲法共同センターの「19行動」の日。
19日に日を固定してしまうと難しい面が出てくるので、第3月曜日に設定している。
事前連絡をしていないので、参加者は6人。弁士も限られるので40分マイクを握り、残り20分は県労連議長に託して「改憲を発議させない緊急署名」を行った。
50年配の男性に、「憲法9条変えない、戦争させない署名です」と声かけたところ、立ち止まって名前を書いてくれた。が、それから先が進まない。
「住所も書かなければいけませんか?」と問うてくる。
“住所は個人情報だから書きたくない”と言い出すのかな?(最近はその手で住所を書いてくれない人が増えている。)とこころで思いつつ、
「はい、お名前とご住所は、署名に必要な要件ですからお願いします」と答える私。
その男性、しばらく何事か考える様子だったが、意を決したように「沖縄県那覇市」まで書いたところで、「実は、私ホームレスで住所が書けないんです。」
「今日は、少し寒いですから大変ですね。市内の公園かどこかで寝泊まりしているのですか?」
「ええ、●●で」
「いつ頃からホールレス生活をなされているのですか?」
「1年半ほどです」
「当座、生活保護を受けながら自立のためにがんばってみるお気持ちはありませんか」
「市からは食費だけはもらっているが、保証人がいないのでアパートが借りられないのです」
「あなたのような方を支援するところがあるので、紹介しましょうか」
「ぜひ、お願いします」
という流れで、その場で生健会の役員に連絡をとり、明日の午後に生健会の事務所を訪ねて相談にのってもらうことがまとまった。
おかげで、署名の数は伸びることはなかったが、一応良かった。
それにつけても、このような方は全国至るところにいるだろうに、生活保護の入り口を狭め、国のお金は自分とお友達のために使い、改憲で国民の命まで消費しようとする政権に、余計怒りが湧いてくる。
超わじわじーしてきた。