沖縄県労連の宮城常和議長は、相次ぐ米兵の事件・事故に関して、2月22日、次のような談話を発表しました。

 

米兵による一連の犯罪事件に抗議する談話

2008年2月22日
沖縄県労働組合総連合
議長 宮城 常和

 10日の女子中学生に対する凶悪な暴行事件に続き、またもや米兵による外国人女性への暴行事件が発生した。それに、女子中学生暴行事件の直後にも住居不法侵入や飲酒運転、偽造紙幣・使用事件も発生した。こうした、一連の米兵による犯罪事件に満身の怒りをこめて強く抗議する。

 米兵による事件を根絶するためには、日米安保条約を廃棄し、米軍基地を撤去することである。

 なぜこうも米兵がらみの事件が発生するのか、それは第1に日本政府の米兵事件に対する生ぬるい対応、第2に米軍の「占領意識」、第3に人間の尊厳を踏みにじる人殺しの軍隊の存在、第4に米軍に特権を与えている日米地位協定、などにある。私たちは、こうした問題点の抜本的対策を当面強く求めるものである。

 いまこそ沖縄県民があらゆる段階から抗議と怒りの声を表明することが求められている。沖縄県労連は、超党派による県民大会の開催に賛同し、その成功にむけて奮闘する。        以 上