5月14日、メーデー実行委員会は、5月1日の第85メーデー沖縄研修会で採択した沖縄県教育長、外務大臣、防衛大臣宛の決議手交を、沖縄県教育庁、外務省沖縄県事務所、沖縄防衛局に対して行いました。

沖縄防衛局でのやりとりの一つにオスプレイの低周波による影響に関する点がありました。
オスプレイの低周波被害に関し、沖縄防衛局は下記のような見解を示しつつ、事後調査を行うと言明しました。

航空機から発生する低周波の影響については、今調査研究の過程にある。環境省も来基準がなく、未知の部分がある。
防衛局としては普天間飛行場の低周波の影響について、事後調査を実施することにしている。
事後調査を実施するために有識者や専門家による会議を設置し、調査研究業務を行う。
先月25日に業者の入札を済ませたところで、まだは契約していない。
有識者は予定されているが決定されていない。それは本省でやっている。

 一昨年の10月に配備され、昨年9月には伊江島で牛の早産と母牛2頭が死んだことがオスプレイの低周波の影響ではないかと疑われています。
うるま市では養鶏場の鶏の卵がブヨブヨで売り物にならない。
ペースメーカーを装着している人は体調が悪くなった、等々

集団的自衛権と辺野古移設に関しては、アレヨアレヨという間もなくゴリ押ししようとしている政府・防衛省が、米軍が絡む基地被害に関しては、ようやく動き出すといった感じです。