沖縄県労連は、本日9月2日に開催した第21回幹事会で、11月28日投票の沖縄県知事選挙で、伊波洋一さんの推薦を決定しました。

同日選挙の宜野湾市長選挙では、革新市政の継続を実現するとの基本方向を確認しました。

これらの内容は、18日に開催する第21回定期大会の議案と決議に反映することも確認しました。

沖縄県知事選挙は、沖縄県民の総意となっている「普天間基地即時閉鎖・撤去」、「県内移設反対」の県民世論を受け止め、日米両政府に県民の声を突きつけ、その実現のためにがんばる県政を実現するうえで、重要な意義を持っています。

同時に、沖縄県知事選挙で、海兵隊撤退の姿勢に立つ沖縄県知事が誕生することは、日米安保体制の根幹を揺るがすものであり、海兵隊抑止力論の立場から、対米追従を基本とする日本外交の転換を求めるものです。

現職の仲井真知事は、「情勢は厳しい」と評論家的立場であり、明確に反対を表明することを避けており、県民の願いを託すことはできません。

沖縄県労連は、労働組合として労働者・県民の平和を切に求める要求を実現するためには、伊波洋一さんの勝利が不可欠であることを確認し、推薦を決定をしたものです。