時給1,000円の契約で採用され、2か月働いたところで、「給料が高いから辞めてくれ」と解雇された事件は、労働審判でこのほど金銭解決となりました。

この事件は、実際に乱暴(暴行)もされましたが、本当に乱暴な解雇でした。

仮に、給料に見合う仕事をしていないと経営者が思ったとしても、時給分の仕事をしているとは思えないので、900円でどうか?、850円ではどうか?
という話になるのならまだ話の流れとして理解できるのですが、直ちに解雇ですからね。

ユニオンで労働審判申立書を準備して、代理人をつけずにがんばり、2回で金銭解決しました。

ところで、労働審判制度が発足する際には、労働事件が本当に3回以内で決着するのだろうか?
私もそう考えていた一人なのですが、実際には3回をまたずに2回で解決するのが多くなっているようです。

解雇されてしまったが、理由に納得できない
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