労働審判制度は、代理人弁護士がいなくても、労働者が自前でできる制度にものであってほしい。

もちろん、弁護士を付けない方がよいとかいう事を主張しているのではない。

ただ、請求金額が少ない時には弁護士に依頼するには気が引けるという場合もある。

そんな時には、自前でがんばってみよう。

このほど、飲食店での残業代請求事件で、代理人をつけず労働審判でがんばって勝利した。

退職してからの請求だったが、それなりの金額を出させた。

休憩も与えてこなかったのに、何の根拠も示さずに「3時間は休憩している」と言い張って、残業代を払おうとしなかった経営者を相手にがんばった。
県労連への相談事例で、二人目だ。

今、代理人をつけずに労働審判に挑戦する三人目の申し立てを準備中。

労働審判見込みの相談が2件あるので、4人目、5人目と続く可能性大である。

働く仲間たちよ。

諦める前に頑張ってみよう。

諦めてしまえばそれで終わり。

頑張るところにこそ、道は開ける。