建交労(全日本建設交運一般労働組合)全国ダンプ部会のダンプキャラバンが、沖縄では23日と24日の両日行われます。

初日となる23日は、沖縄県、沖縄総合事務局運輸部、同開発建設部、生コン組合、建設業協会、二日目の24日には県内の大手建設業3者に要請を行うことにしています。

キャラバン行動のメイン要求は、①ダンプの過積載をなくすこと、②そのためにも運搬単価を大幅に引き上げること、の2点です(もちろん、それだけではなく他にもありますが)。

運動の前進のなかで、行政や建設業界の中にも「問題の解決には生コン価格を引き上げることによって、ダンプの運搬単価を引き上げる」点で一致点が見出されてきました。
しかし、肝心要の生コン業界が二の足を踏み、値上げに踏みきろうとしません。

ほんとに不思議な話です。
普通なら、自分たちの製品を高く買うと買い手が言っているのだから、「ありがとうございます」と喜んで値上げしそうだけど、沖縄の生コン業界はそうでもないのです。
ここが首を縦に降れば、問題は大部分解決するんです。
あと一押し二押し、運動を広げていくことが求められています。