東日本大震災の復旧・復興を一日も早くとの思いで、沖縄からも多数のボランティア支援で被災地に駆けつけています。

沖縄県公務公共一般・青年ユニオンの天久笑委員長のボランティア活動報告をお届けします。


7月29日から31日まで、陸前高田市で大震災支援ボランティアに参加しました。

初日の午前中は、ひまわり畑の草刈りでした。10人で胸丈ほどある雑草を刈るもので、天久笑の得意分野です。

午後は被災者のお宅の泥の掻き出しでした。床下の泥の掻き出しは、3人一組となって総勢20人近い仲間でやり抜きました。

家主さん家族は、私が「沖縄からカンパをもらってきました」と言うと、「沖縄のみなさんにありがとうとおっしゃってください」と何度も頭を下げ、「困ったときはお互い様です」と私も何度も頭を下げました。

 

2日目は、陸前高田市広報の配布です。

車酔いをする私は、かなり怯みましたが、案の定、午前中から車酔いで、てこずりました。

2人一組で、20軒近いお宅へ配るのですが、土地勘がない私たちは午前9時から午後6時まで7時間もかかりました。

広報を届けると、「待っていましたよ」という声がよく聞かれました。

後でわかったのですが、被災地では支援金が充分にまだ届いていなくて、広報で情報をつかみ、命をつないでいたようです。

糸満市のにんじんや各離島からの黒糖、雪塩ちんすこうなどの支援物資は、大変好評でした。

愛知・福岡・東京・広島・大阪の自治労連のみなさんと協力し合いながらの作業は誇らしく、助け合う気持ちが世界を救うとの思いがしました。

ボランティア作業は、全国とのつながりを強く感じました。