沖縄県の最低賃金が、10月25日から8円引き上げられ、現在の645円から653円となります。

沖縄県労連は、10月17日、すべての企業が最低賃金を遵守するよう、関係する三つの経営者団体に申入れを行いました。

県労連としては、最低賃金違反のないよう啓発・指導を要請するとともに、この間、最低賃金を1000円に引き上げる取り組みを行なってきたこと。

その際、人件費増をすべて中小零細企業の負担とすることなく、国が中小企業関連予算を増やして、適切な援助を行うよう、合わせて取り組んでいること等を説明し、懇談しました。

ある団体の専務理事は、

尖閣問題で観光産業が打撃を受け、

度重なる台風襲来も経済に影響を及ぼしている。

会員は、中小零細企業が多く、経営は厳しいところではあるが、

最低賃金は守るべきもので、要請の趣旨は理解できる。

要請の趣旨に沿って啓発したい、と述べていました。